更新日:11月14日

2025年11月7日(金)
赤坂のエンターテイメント・ショーラウンジ『8 1/2(ハッカニブンノイチ)』にて新作のショー『Mirror』をご披露して参りました。
ご来店くださった皆様ありがとうございました!
この日はハッカの1周年企画、初日!
実は飛室イヴ様が緊急入院の為、急遽ピンチヒッターとして私に白羽の矢が立ったのでございます。
(イヴ様の速やかなるご快方をお祈りいたしております。)
「イヴ様の代打という大役を仰せつかった以上、下手なことはできない!」
と、日数が限られた中でありながら、ありものではなく新作のショーを作り上げました。
…とはいうものの、本当は「これまでのショーのアレンジでもいいのかな?」と初めの段階では思ったのです。なんせ、とにかく時間がない………。
普段ショーを創る際は1〜2ヶ月の準備期間を設ける私にとって、本番まで5日間というスケジュールは『無理難題』と呼ぶのに相違ないものでした。
ただし、これまでの私であれば、です。
つい先週、『花様年華』というショーイベントを主催してから、なんだか私の"ショー"に対するモチベが劇的に変化したのです。
➖ショーをしたい、もっとしたい。深めたい。
まさにそんな心境の時に今回のお話を頂き、なんだか運命的なものを感じて、「やります!」と即答したのでした。
さて、いざ「旧作か新作か否か…」と悩みながらも、今回お相手になるもも子さんのプロフィールを拝見していたところ(お相手だけは初めの時点で決まっていたのです)……浮かんだんですよね、"鏡"というモチーフが。
そこからはみるみるうちに方針は決まり、衣装も音楽も奇跡的に揃い、縄筋も、まるで元々そこに鎮座していたものに光が刺したように、パッと導き出されました。
「この人の為のショーを創ってみたい!」
という、迸る創作意欲に後押しされました。これは全て、もも子さんの才能の賜物だと断言します。
さて、本番が差し迫った深夜のリハ。何度か通して練習をしていくうちに、もも子さんの持っている世界観がフワッと花開いた瞬間がありました。
それはそのまま本番でも鮮やかに、艶やかに表出していました。
美しかった。
さて、ご覧になっていただいた皆様には、今回のショーはどのように映ったでしょうか?
いつかまたどこかで再演の機会があるかもしれないので(私が強くそれを願っているので)、内容についてはダイジェスト動画を掲載するに留めます。
余談ですが、じつはもも子さんとは10年ほど前にとある場所(お互いにとってとても意味深い場所)でお会いしたことがありました。
二度目の顔合わせの時に「あの…もしかして、あの時の…?」ともも子さんが気付いてくれて、私も「えっ?!嘘でしょ?!会ってた!!!」と歓喜にも似た驚嘆の声を上げました。
なんだか、運命というものに後押しされたかのような、夢の中にいるような一夜でした。




















